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2012年4月1日日曜日

やせごま(しんこ)~春を感じる郷土料理~



やせごま(しんこ)~春を感じる郷土料理~ 

( 広報誌 「 JA佐渡 」 2012年4月号 掲載 )

使用器具


  • まな板
  • 包丁
  • ナイフ
  • 蒸し器
  • ふきん

材料(直径5㎝×高さ7㎝×3本=合計20枚)


  • 米粉 : 500g(うるち300g・もち粉200gを混合)
  • 食紅 : 赤、黄、緑 生地の配分


【白の生地】

  • 米粉 : 275g
  • 砂糖 : 27g
  • 水 : 180㏄~


【赤の生地】

  • 米粉 : 75g
  • 砂糖 : 7g
  • 食紅(赤) : 耳かき1強杯
  • 水 : 8㏄~


【黄の生地】

  • 米粉 : 75g
  • 砂糖 : 7g
  • 食紅(黄) : 耳かき1強杯
  • 水 : 48㏄~


【緑の生地】

  • 米粉 : 75g
  • 砂糖 : 7g
  • 食紅(緑) : 耳かき1強杯
  • 水 : 48㏄~


【出来上がり生地の分割】

  • 白生地 :  15g × 3個 =(45g)(芯に使う)
  • 白生地 : 145g × 3個 =(435g)(隙間と周囲を囲む)
  • 出来上がり生地の赤・黄・緑(130g)は、それぞれ直径3㎝の円筒を作り、1/2に切り分け、さらに3等分する。(それぞれ6個つくる)

※ 通常は全量を白生地にし、それから絵柄にあわせ食紅をつけます。
   今回は初めて挑戦する方のために、あらかじめ分量ごとに色付けする方法にしてみました。

作り方


  1. Aの材料でそれぞれの生地を作る。 水が足りない場合は、まとまる程度まで徐々に加水する。 少し固めに仕上げるのがポイント。 (やわらかいと蒸し器の中で縦に置くことができないため。)
  2. まな板の上で、直径3㎝の白生地15gを芯にし、Bの赤・黄・緑を放射状に並べ、隙間とその回りを白生地で埋める。
  3. 形が崩れないよう両手で包み直径5~7㎝くらいの円筒状になるまでのばしていく。 あと2本も同じようにつくる。
  4. むし鍋に固く絞った濡れふきんを敷き3を縦におく。
  5. 沸騰した蒸し鍋にのせ、強火で15~ 20分蒸す。
  6. 中央に竹串を刺して、生地がくっついてこなかったら網皿に取り出して冷ます。
  7. 5㎜~1㎝の厚さに切る。 


ワンポイント

いろいろな細工ができますが、熟練しないと絵柄がつぶれます。
何度も挑戦するうちに自分の好きな図案で描けるようになります。
まずは、誰でも簡単に作れる“花びら”に挑戦してみましょう。
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