やせごま(しんこ)~春を感じる郷土料理~
( 広報誌 「 JA佐渡 」 2012年4月号 掲載 )使用器具
- まな板
- 包丁
- ナイフ
- 蒸し器
- ふきん
材料(直径5㎝×高さ7㎝×3本=合計20枚)
- 米粉 : 500g(うるち300g・もち粉200gを混合)
- 食紅 : 赤、黄、緑 生地の配分
【白の生地】
- 米粉 : 275g
- 砂糖 : 27g
- 水 : 180㏄~
【赤の生地】
- 米粉 : 75g
- 砂糖 : 7g
- 食紅(赤) : 耳かき1強杯
- 水 : 8㏄~
【黄の生地】
- 米粉 : 75g
- 砂糖 : 7g
- 食紅(黄) : 耳かき1強杯
- 水 : 48㏄~
【緑の生地】
- 米粉 : 75g
- 砂糖 : 7g
- 食紅(緑) : 耳かき1強杯
- 水 : 48㏄~
【出来上がり生地の分割】
- 白生地 : 15g × 3個 =(45g)(芯に使う)
- 白生地 : 145g × 3個 =(435g)(隙間と周囲を囲む)
- 出来上がり生地の赤・黄・緑(130g)は、それぞれ直径3㎝の円筒を作り、1/2に切り分け、さらに3等分する。(それぞれ6個つくる)
※ 通常は全量を白生地にし、それから絵柄にあわせ食紅をつけます。
今回は初めて挑戦する方のために、あらかじめ分量ごとに色付けする方法にしてみました。
作り方
- Aの材料でそれぞれの生地を作る。 水が足りない場合は、まとまる程度まで徐々に加水する。 少し固めに仕上げるのがポイント。 (やわらかいと蒸し器の中で縦に置くことができないため。)
- まな板の上で、直径3㎝の白生地15gを芯にし、Bの赤・黄・緑を放射状に並べ、隙間とその回りを白生地で埋める。
- 形が崩れないよう両手で包み直径5~7㎝くらいの円筒状になるまでのばしていく。 あと2本も同じようにつくる。
- むし鍋に固く絞った濡れふきんを敷き3を縦におく。
- 沸騰した蒸し鍋にのせ、強火で15~ 20分蒸す。
- 中央に竹串を刺して、生地がくっついてこなかったら網皿に取り出して冷ます。
- 5㎜~1㎝の厚さに切る。
ワンポイント
いろいろな細工ができますが、熟練しないと絵柄がつぶれます。何度も挑戦するうちに自分の好きな図案で描けるようになります。
まずは、誰でも簡単に作れる“花びら”に挑戦してみましょう。